ぼくのデジタルライフ

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はてなブログをHTTPS化してみた

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みなさんどうもお久しぶりです。かれこれ1年ぐらいブログを放置してた しろくま(id:computer-life)です。生きてました。

はてなブログもついにHTTPSに対応したらしいので、今回は既存のブログをHTTPS化する手順をざっくりまとめてみました。

注意すること

はてなブログHTTPS化するにあたって注意することを確認しておきましょう。

もとに戻せない

一度HTTPS化するともとのHTTPに戻せません。

HTTPS化できるブログ・できないブログがある

いまのところ、はてなブログHTTPS配信が出来るのは、下記のはてなが提供する5つのドメインのみだそうです。いまのところ独自ドメインには対応していないようです。今後対応する予定だそうです。

hatenablog.com、hatenablog.jp、hateblo.jp、hatenadiary.com、hatenadiary.jp

混在コンテンツの修正がめんどくさい

HTTPSに対応していないURLから外部ファイルを読み込むと、ブラウザから混在コンテンツとして警告を受けます。ブログのテーマで読み込んでいる画像やフォントがHTTPSに対応していない場合もあるようです。この辺の修正は意外と厄介だったりします。

十分に確認してからHTTPS化するようにしましょう。混在コンテンツの確認方法についてはこの記事の最後の方で触れていきます。

はてなブログ楽天商品紹介はHTTPS未対応

いまのところ、はてなブログ楽天商品紹介で表示される画像はHTTPSに対応していないようです。今後対応する予定だそうです。

HTTPS化の手順

前置きが長くなりましたがさっそく、はてなブログHTTPS化していきましょう。

1.ブログのダッシュボードから設定をクリックし、詳細設定にアクセス。

スクリーンショット

2.「HTTPS配信の状況を確認する」をクリック。

スクリーンショット

3.「HTTPS配信が利用いただけます」のメッセージを確認できたら、「変更する」をクリック。※一部のブログでは「HTTPS配信は後ほど利用できるようになります」と表示されていて変更できない場合があるようです。

これで完了です

混在コンテンツの確認

HTTPS化されているページにHTTPの画像等のリンクがあると、こんな感じでブラウザに警告されたりすることがあります。これを修正していきます。

f:id:computer-life:20180315174306p:plain

まず、ブログの適当なURLを開いてF12キーを押しコンソール(IE,Chrome,Firefox共通)を選択します。(例としてFirefoxを使用しています)

f:id:computer-life:20180315175909p:plain

「混在アクティブコンテンツ」に表示されているHTTPSで始まるURLを確認します。このURLをHTTPSで始まるものに修正しましょう。

上の写真では、GoogleFontをHTTPから読み込んでいるため警告されていることが確認できます。

一部のブログでは、HTTPS化しても過去にはてなフォトライフでアップロードした画像がHTTPで配信され続けている場合があるようです。その場合は、過去記事を更新することで画像がHTTPSで配信されるようになるようです。

コードを修正するときはこちらを参考にすると良いでしょう。

help.hatenablog.com

人気テーマのHTTPS対応状況

人気のテーマのHTTPS対応状況を表でをまとめてみました。

ライセンスがCC BY-ND 2.1 JPGPLv3CC BY-NC-SA 2.1 JPになっているものは、改変が許可されたテーマです。詳しくは、各項目のリンク先を参照してください。

各テーマの HTTPS対応状況
テーマ名 対応状況 HTTPコンテンツ 配布ライセンス
Minimalism
未対応
虫眼鏡アイコン
CC BY-ND 2.1 JP
Brooklyn
対応
特になし
CC BY-ND 2.1 JP
Innocent
対応
特になし
CC BY 2.1 JP
Haruni
対応
特になし
GPLv3
SOHO
対応
特になし
CC BY-NC-SA 2.1 JP
DUDE
末対応
検索アイコン、ヘッダー画像
CC BY-ND 2.1 JP
ZENO-TEAL
対応
特になし
GPLv3
Blank
未対応
WEBフォント、虫眼鏡アイコン
CC BY 2.1 JP
Naked
未対応
虫眼鏡アイコン
CC BY- 2.1 JP

調べてみると、虫眼鏡アイコンや、GoogleFontなどのWEBフォントがHTTPのままでパスされているケースが多いようです。

改変許可のライセンスで配布されているテーマは、自分でCSSを修正すれば良いのですが、多くのテーマでは改変が禁止されいるのでCSSを修正することは出来ません。テーマの作者に変更の依頼をするか他のテーマを使うようにしましょう。

追記(2018/3/18)

人気テーマのHTTPS対応状況についてまとめた表を追加しました。

さいごに

HTTPS化はSEOでも優遇されるよ」って巷では騒がれていますが、いまのところ検索エンジンで優遇されているようには思えないというのが、僕の正直な感想です。優遇されていたとしても変化はかなり微小なはずです。

HTTPSの対応に力を入れるよりも、良質なコンテンツを作ることに力を入れる方がよっぽど大切だと思います。

お役に立てば幸いです。