今回ボクが出会った症状
大切なデータも入ってるし、フォーマットなんてしたくなーいッ!
この時、素直にWindowsの指示に従ってフォーマットしてしまうのはもったいないです。何しろデータが消えてしまいますから...
今回は、こんな事態に直面したときの復旧方法を紹介していきます。
RAWってなんだよ(泣)
英語でRAWは「生」とか「未加工」を示すらしく、この場合はファイルシステムがない、もしくは破損している場合を示すことがあるそうです。
さっそく復旧してみる
RAWを読み込むにはLinuxを使ってそのまま読み取ってしまうしまうという手もありますが、今回はWindowsを使ってパーティションテーブルを正常に戻す方法を紹介していきます。復旧に使うソフトはこちらの「TestDisk」です。
注意:データを復旧するソフトではなくパーティションテーブルを書き換えるソフトです。誤った操作をしてしまうとWindowsが起動しなくなってしまう恐れがありますので、慎重に操作してください。
下のリンクから予めダウンロードしておきましょう。
-
ダウンロードしたファイルを展開し、「testdisk_win.exe」を起動します。
-
下のような画面が開きます。「No Log」を選択してください。
-
接続されている外付けドライブの一覧が表示されるので復旧したいものを選択。
-
パーティションテーブルの種類を選択するように求められます。最初にカーソルが合っているものを選択します。※通常、Windowsでは「Intel」の場合が多いです。2TBを超える外付けドライブの場合は「EFI GPT」を選択してください。
-
これがTestDiskのメインメニュー。パーティションの情報を分析するので「Analyse」を選択します。
-
現在ドライブ上にあるパーティションの情報が表示されるので。「QuickSearch」を選択します。
-
データの整合性がとれていれば、パーティションは緑表示で表示されます。そのままEnter。
- 「Write」を選択します。
- 確認を求められるのでYを入力してEnter。
まとめ
今回紹介した方法であればほとんどのRAWになってしまったパーティションを正常に書き換えることが出来るはず。もし、失敗してしまうのであれば他の原因を探してみるか、データ復旧業者に復旧を依頼するのも手かもしれませんね,,,